第15回文化庁映画週間

平成30年度
文化庁映画賞受賞記念上映会

10.28[日]会場:神楽座

本年度の文化記録映画部門受賞作品について、下記のとおり受賞記念上映会を開催します。受賞作品を上映するとともに、受賞者をゲストに迎え、作品が作り出された背景や制作秘話などを紹介しながら、映画のもっている可能性について語り合います。
※(  )内は執筆した選考委員名 ※本編上映後には関係者によるQ&Aを予定

米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー

11:00~(開場10:40)

『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』

監督:佐古忠彦
出演:瀬長亀次郎
語り:山根基世/大杉 漣
2017年/カラー(一部モノクロ)/107分

第二次大戦後、米軍統治下の沖縄で米軍にNOと叫び、彼を恐れた米軍から様々な妨害・弾圧を受けながらも闘い続けた日本人政治家・瀬長亀次郎の不屈の姿を描いたドキュメンタリー。

贈賞理由
太平洋戦争終結後、アメリカ占領下の沖縄で、県民の心強い道標となった不屈の政治家、瀬長亀次郎の半生を追ったドキュメンタリー。映画は、当時の記録映像や関係者の証言、米政府の文書類など、広範囲に収集された資料を駆使しながら、米軍の厳しい統治政策に真正面から闘いを挑んだ、亀次郎という人物の情熱や信念を鮮やかに浮かび上がらせている。本作は沖縄史そして現代日本史の貴重な記録ともなっている。(奥村 賢)

『Ryuichi Sakamoto: CODA』

14:00~(開場13:40)

『Ryuichi Sakamoto: CODA』

監督:スティーブン・ノムラ・シブル
出演:坂本龍一
2017年/カラー/102分

世界的音楽家・坂本龍一のドキュメンタリー。5年間にわたる本人への密着取材によって実現。更にアーカイブ素材、プライベート映像も映画を彩る。過去の旅路を振り返りながら、その音楽的探求を正面から描く。

贈賞理由
ポップ・ミュージックの若き旗手として世に現れ、映画音楽での世界的な活躍を経て、発言する芸術家の顔を持ちながら遂には「音」自体の探求に至った坂本龍一の思考の道のりを、緻密な音響設計のもとで豊穣に示した作品である。インタビューと過去のフッテージを基本とした端正な作りの中に、音楽家と撮影者との相互信頼もはっきり感じられ、天才神話に彩られがちな坂本龍一のリラックスした素顔も引き出している。(岡田秀則)

米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー

17:00~(開場16:40)

『まぶいぐみ~ニューカレドニア引き裂かれた移民史~』

監督:本郷義明
出演:カナ・オブリー/ルーシー・マツダ/ジャン=ピエール・ゼンコロー
2017年/カラー(一部モノクロ)/110分

南太平洋の仏領ニューカレドニア。太平洋戦争で日本人移民が拘束・追放され、現地の家族と子孫が切り離された。戦後60年を経て、当事者の証言を集め、埋もれた歴史を掘り起こす。

贈賞理由
二十世紀初頭ニューカレドニアに移住した沖縄出身の人々の過酷な労働や、二世三世たちの苦労と努力、戦後、離散した家族のそれからなど、今まであまり知られていない移民史を丁寧に掘り起こしている。「まぶいぐみ」は沖縄の言葉で失った魂を取り戻すこと。広範な取材で集めた資料と証言映像により、二国に引き裂かれた家族との再会や自分のルーツを求め続け、過去の悲劇を乗り越えようとする人々の今が見事に映し出されている。(山田顕喜)

会場

神楽座(文化庁映画賞受賞記念上映会)

東京都千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル1階

<アクセス>
JR中央線・総武線「飯田橋駅」西口より徒歩3分
東京メトロ 有楽町線・南北線・都営地下鉄 大江戸線「飯田橋駅」B2a・B3出口より徒歩4分
東京メトロ 東西線「飯田橋駅」A4出口より徒歩5分
東京メトロ 東西線・半蔵門線・都営地下鉄 新宿線「九段下駅」1出口より徒歩7分

この上映会に参加ご希望の方は
下記メールフォームよりご応募ください。

応募締切:2018年10月22日(月)23時59分

応募する

※お申込みは先着順となりますので、定員に達し次第、締切とさせていただきます。