第19回文化庁映画週間

令和4年度 文化庁映画賞
受賞記念上映会

  • 日時:2022年10月30日(日) 10:00〜
  • 会場:スペースFS汐留(入場無料・事前予約制)

※新型コロナウイルス感染症等の状況により内容に変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。

本年度の文化庁映画賞(文化記録映画部門)受賞作品について受賞記念上映会を実施します。また、受賞作品の上映後に受賞者をゲストに迎え、作品が作り出された背景や製作秘話などを紹介しながら、映画の可能性について語り合います。

※(  )内は執筆した選考委員名
※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。

文化記録映画大賞 受賞作品

『私だけ聴こえる』

時間16:30〜

私だけ聴こえる

©TEMJIN / RITORNELLO FILMS

監督:松井 至
製作:テムジン/リトルネロフィルムズ(国際共同製作:フィルモプション インターナショナル)
2022年/カラー/76分 ※バリアフリー上映・日本語字幕

UD Cast
音声ガイド

耳の聴こえない親から生まれた、耳の聴こえる子どもたち、コーダ。音のない世界と聴こえる世界のあいだで居場所を失い、揺らぎながらも自らを語り、成長していく子どもたちの姿からコーダの知られざる物語を綴る。

贈賞理由

ろう者の子として生まれ育った少女たちが家族との関係にゆれ動く思春期を丁寧で的確な観察でとらえた。障がいの有無でなく、アイデンティティと自分探しの問題として描くことで、差別や福祉の枠を越える普遍的な視点を提案し、コーダについての問題意識を広げた。観客のスクリーンへの集中度と読み解く力を育てる「映画」という形にこだわり、国際共同製作にも挑戦した制作者の姿勢は、時代に合致したひとつの指針を示している。(藤岡 朝子)

文化記録映画優秀賞 受賞作品

『カナルタ 螺旋状の夢』

時間10:00〜

カナルタ 螺旋状の夢

©©Akimi Ota

監督・製作:太田 光海
2020年/カラー/121分/日本語字幕

エクアドルのアマゾン熱帯雨林に住むシュアール族、セバスティアンとパストーラを追ったドキュメンタリー。森に分け入り、覚醒植物や自ら発見した薬草によって世界を把握する彼らに迫る。

贈賞理由

アマゾン奥地のシュアール族の村に若き研究者太田光海は滞在し、インフォマーであるセバスティアンに導かれ、彼らの日常生活へと入ることになる。現地の人たちとの信頼関係を築くことで調査や撮影が可能になるが、部族の人びともまた研究者を取り込み自らの立場や考え、気持ちを発信しようとする。そのせめぎ合いのなかで、人びとの思いや感情といった主観的な世界が次々と映像でキャッチされ、優れたエスノグラフィーとなった。(原田 健一)

『うむい獅子 -仲宗根正廣の獅子づくり-』

時間14:00〜

うむい獅子-仲宗根正廣の獅子づくり-

©海燕社

監督:城間 あさみ
製作:株式会社海燕社
2022年/カラー/58分

木彫刻師・仲宗根正廣が八重瀬町志多伯の神獅子(獅子加那志)の模作獅子を新たに作り上げる技と想い、志多伯の人々の神獅子への想い、沖縄の獅子舞獅子への想いをつづったドキュメンタリー。

贈賞理由

古来、獅子舞は、アジア各地、そして日本でも全国的に見られる伝統芸能文化。その中でも、シーサーに象徴されるように沖縄での愛され方は特徴的だ。本作は、木彫刻師・仲宗根正廣氏に密着した獅子作りの記録映画であり、獅子のコミュニティにおける有り様、取り巻く人間模様を通して、獅子舞の風習それ自体も丁寧に描かれている。沖縄の人々の獅子に対する溢れる想いが昇華して、風土、文化、人情が薫ってくる快作となった。(三浦 啓一)

会場

スペースFS汐留
東京都港区東新橋1-1-16 汐留FSビル3F

<アクセス>
JR山手線・東海道線「新橋駅」汐留口より徒歩3分
東京メトロ銀座線「新橋駅」2番出口より徒歩3分
都営浅草線「新橋駅」汐留1番出口より徒歩1分

応募受付は終了しました。

※事前登録制。当日受付はいたしません。

※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。