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第17回文化庁映画週間

令和2年度
文化庁映画賞受賞記念上映会

11月8日(日)10:00〜 
会場:神楽座(飯田橋)入場無料

※新型コロナウイルス感染症等の状況により内容に変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください

本年度の文化記録映画部門受賞作品について受賞記念上映会を実施します。 受賞作品の上映後に、受賞者をゲストに迎え、作品が作り出された背景や製作秘話などを紹介しながら、映画の持っている可能性について語り合います。
※(  )内は執筆した選考委員名

受賞作品

文化記録映画大賞

『プリズン・サークル』
15:30〜(開場15:10)
プリズン・サークル

監督:坂上香  製作:out of frame
2019年/カラー/136分

取材許可まで6年、撮影2年、初めて日本の刑務所にカメラを入れたドキュメンタリー。窃盗や詐欺、傷害致死などで服役する4人の若者達が、新たな価値観や生き方を身につけていく姿を克明に描き出す。

贈賞理由
この作品は単なる刑務所内部を紹介した映画ではない。「島根あさひ社会復帰促進センター」という刑務所では、受刑者同士を対話させ自分を見つめ直すことを促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」と呼ばれる教育プログラムが試みられている。心の闇にある犯罪の原因を探り、言葉で表現することで更生に導く姿をカメラは克明に記録する。砂のアニメーションも印象的だ。他人の気持に無関心な今、多くの人に見てもらいたい作品である。(村山英世)

文化記録映画優秀賞

『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』
10:00〜(開場9:40)
えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋

監督:伊勢真一  製作:いせフィルム
2019年/カラー/96分 

寝たきり歌人、遠藤滋は脳性マヒで寝たきりの生活を強いられている。介助の若者たちと過ごす「えんとこ」での25年間におよぶ記録。ありのままのいのちを生かし合いながら生きる姿を追う。

贈賞理由
脳性マヒで寝たきりとなりながら、自ら介助者を組織し自律した生活を送ってきた友人を25年あまり記録した集大成的作品。身体維持に必要なすべての行為に人手を借りる一方で、その交流が介助者たちをも支えている日常を見つめ、人間が生きるという循環を深く問い返す。短歌や音楽といった芸術表現が、狭いはずの部屋を広い社会や地球生態系へと解き開き、本作を差別と暴力に対する鋭い抵抗、生命への力強い讃歌に結実させた。(藤岡朝子)

文化記録映画優秀賞

『蟹の惑星』
13:00〜(開場12:40)
蟹の惑星

監督・製作:村上浩康
2019年/カラー/68分

多摩川河口干潟で独自に蟹の研究を続ける吉田唯義さんと共に、都会の片隅に暮らす命の営みを見つめた作品。蟹たちの驚異の生態をクローズアップで捉えた全編“カニづくし”のワンダームービー。

贈賞理由
多摩川河口の干潟は、様々な生物の宝庫である。そこに、蟹の生態を長年観測しているフィールドワーカーがいる。この作品は、蟹に魅入られた好々爺と共に、蟹の生態を観察し、接写して、いつしか目眩く蟹ワンダーランドへと誘われていく、不思議な物語である。やがて共生と環境の大切さや、潮汐力と生命との関わりも明かになる。これはファーブル昆虫記を想起させる、一人だけで創り上げたユニークで楽しい自然科学映画である。 (塚田芳夫)

会場

神楽座

東京都千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル1階

<アクセス>
JR中央線・総武線「飯田橋駅」西口より徒歩3分
東京メトロ 有楽町線・南北線・都営地下鉄 大江戸線「飯田橋駅」B2a・B3出口より徒歩4分
東京メトロ 東西線「飯田橋駅」A4出口より徒歩5分
東京メトロ 東西線・半蔵門線・都営地下鉄 新宿線「九段下駅」1出口より徒歩7分

各回40名、合計120名をご招待いたします。
下記応募フォームよりご応募ください。

※事前登録制。お1人様1作品のみのご鑑賞になります。当日受付はいたしません。
※複数作品にお申込みがあった場合には、事務局で1作品に調整させていただきます。

応募締切:2020年10月28日(水)23時59分

※定員になり次第、締切りとさせていただきます。

応募受付は終了しました。