シンポジウム −MOVIE CAMPUS−
第8回文化庁映画週間-Here&There(主催:文化庁/共催:ユニジャパン)
シンポジウム −MOVIE CAMPUS−とは
「シンポジウム−MOVIE CAMPUS−」は国内外の映画製作活動や上映活動において、新しい取り組み事例や旬な映画文化の流れをアカデミックな視点で紹介するシンポジウムです。
本年度は「映画でつながろう」をキャッチフレーズに、二部構成での実施を予定しています。第一部では、アニメーションに焦点をあて、アニメーション映画の制作において、これから求められているもの、取り組むべき課題、目指すべき方向についてディスカッションを行います。
また、第二部では、映画の力を見つめ直しつつ、新たに人と映画をつなげる取り組みやその可能性を探っていきます。
スケジュール
- 日時:10月28日(金)13:00~(12:30開場)
- 会場:六本木アカデミーヒルズ49 タワーホール
- 参加:入場無料(事前申込制)応募受付は終了しました。たくさんのご応募をありがとうございました。
ニコニコ生放送での配信が決定しました!
- シンポジウム -MOVIE CAMPUS- の模様が全編に渡り無料配信されます。
- 日時:10月28日(金)13:00~ 配信開始
- 下記のリンクからご覧ください。
- 第8回文化庁映画週間「シンポジウム MOVIE CAMPUS」ニコニコ生放送
- ニコニコ生放送とは→http://live.nicovideo.jp/s/niconamaguide
<第一部>13:00~15:00
「今、日本のアニメーション映画の未来を考える」
- ●パネリスト:
- 沖浦啓之(アニメーション映画監督)
- 布川郁司(株式会社ぴえろ代表取締役/一般社団法人日本動画協会 理事長)
- 風早完次(東映アニメーション株式会社 取締役 経営戦略本部 海外ライセンス事業部長兼海外戦略推進部長)
- 鈴木亜矢(アニメーター)
- 氷川竜介(アニメ評論家)
- ●モデレーター:
- 岡本美津子(東京藝術大学 映像研究科アニメーション専攻 教授)
<第二部>15:20~17:20
「映画でつながるために。――風穴を開けつづける映画業界の挑戦者たち」
- ●パネリスト:
- 阿部秀司(株式会社阿部秀司事務所/株式会社ROBOT創業者・顧問)
- 川村元気(映画プロデューサー)
- 梅津文 (GEM Partners株式会社代表取締役) ほか
- ●モデレーター:
- 斉藤守彦 (映画ジャーナリスト)
<名刺交換会>17:25~
*名刺交換会のみのご参加は受け付けておりません。ご了承ください。
<第一部>「今、日本のアニメーション映画の未来を考える」パネリスト紹介
沖浦啓之 プロフィール

アニメーション映画監督
1966年大阪府生まれ。
1982年、作画スタジオ 有限会社アニメアールに入社。
1984年TVシリーズ「星銃士ビスマルク」で初作画監督。
映画『AKIRA』『ピーターパンの冒険』『老人Z』等の原画を勤め、1991年上京。
1992年映画『走れメロス』でキャラクターデザイン・作画監督・絵コンテを担当、1995年には映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』でキャラクターデザイン・作画監督を経て初監督となる映画『人狼 JIN-ROH』を2000年に発表。ポルト国際映画祭1999での最優秀アニメーション賞・審査員特別大賞受賞をはじめ、他映画祭でも各賞を受賞。
翌年には『COWBOY BEBOP 天国の扉』でオープニングの絵コンテ・演出・原画で参加。2004年に映画『イノセンス』でキャラクターデザイン・作画監督・原画を担当し、その後今作『ももへの手紙』へ着手。監督作品としては2作目となる。
布川郁司 プロフィール

一般社団法人日本動画協会 理事長
株式会社ぴえろ 代表取締役社長
東北芸術工科大学 客員教授
昭和22年2月11日、山形県酒田市に生まれる。
昭和42年、日本デザインスクール卒業後、アニメーターとしてアニメーション会社朋映プロ入社。
その後、虫プロ、スタジオジャックなどを経て、竜の子プロダクションに入社。アニメーターから演出家となる。
約6年の竜の子時代を経て、昭和52年4月、スタジオぴえろを発足、「みつばちマーヤ」を手がけ、昭和54年5月7日には、株式会社スタジオぴえろ設立に至る。
最初の作品「ニルスの不思議な旅」から数えておよそTVシリーズ72作品以上、映画15タイトルを制作している。
平成14年5月の日本動画協会設立時に監事に就任し、以後も協会活動に深く関わる。平成15年に常務理事、平成19年には副理事長を歴任後、平成21年5月より理事長に就任、現在に至る。
風早完次 プロフィール

東映アニメーション株式会社 取締役
経営戦略本部 海外ライセンス事業部長兼海外戦略推進部長
1985年伊藤忠商事入社。
日本初のケーブルテレビ局TITUS Communications設立に参画。
2004年東映アニメーションに入社し、国際部長として海外ライセンス展開を担当。
東映アニメーションの海外展開にあわせ、欧米亜のライセンス子会社の役員を兼務。
2011年2月の組織改変に伴い、海外ライセンス事業部長兼海外戦略推進部長として、海外でのライセンス展開担当に加え、海外企業との共同製作を推進。
鈴木亜矢 プロフィール

アニメーター
イギリスでア二メーションを学び、国際的に活躍するアニメーター。
英国のボーンマス芸術大学(The Arts Institute at Bournemouth)で映画・アニメーション専攻。
2005年、学士号を取得。卒業制作作品『Wooden Island』はフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)、広島国際アニメーションフェスティバル、KROK国際アニメーション映画祭(ロシア)、ANIFEST国際アニメーション映画祭などで上映され、数々の賞にノミネートされる。
卒業後、ジャンゴフィルムズに所属し、いくつかのシルヴァン・ショメ監督作品に関わる。
4年間に及び長編アニメーション映画『イルージョニスト(2010年)』のアニメーターを務め、同作品の絵コンテも担当する。
2010年、東京に移住。マッドハウスにて今敏監督の『夢みる機械』の作画に取り組む。
現在はアニメーターとして細田守監督の最新作の作画を担当。
客員講師として定期的に美術大学や専門学校で教えていて、イラストレーターとしての経験もある。
氷川竜介 プロフィール

アニメ評論家
1958年兵庫県生まれ。東京工業大学電気電子工学部卒業。
在学中からアニメ特撮マスコミで、カメラマン、アルバム構成、執筆などの活動を行う。
IT系企業での技術者・管理職経験を経て文筆業として独立。
雑誌やビデオグラム、Webなどに多角的な解説文を提供。
TV番組『BSアニメ夜話』では「アニメマエストロ」のコーナーを担当、バンダイチャンネルのネット配信作品解説、池袋コミュニティ・カレッジで講師を務めるなど多方面で活躍中。
著書に『20年目のザンボット3』(太田出版)、『アキラ・アーカイヴ』(講談社)など。
岡本美津子 プロフィール

プロデューサー
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授
1987年NHK入局。
NHK編成局、衛星ハイビジョン局などで番組開発やデータ放送、インターネット,携帯コンテンツの開発等を行う。
2000年からデジタルアート作品の公募番組『デジタル・スタジアム』のチーフプロデューサーとして、若いクリエーターの才能発掘、育成に努める。
2010年、佐藤雅彦氏とNHK教育テレビ番組「2355」「0655」をたちあげ、そのチーフプロデューサーを務める。
<第二部>映画でつながるために。――風穴を開けつづける映画業界の挑戦者たち」パネリスト紹介
阿部秀司 プロフィール

映画プロデューサー
株式会社阿部秀司事務所 代表取締役/株式会社ROBOT創業者・顧問
1949年東京生まれ。
1974年慶応義塾大学卒業後、第一企画株式会社入社。
同社企画制作局配属後、ライター、CMプロデューサー、クリエイティブディレクターとして多くのCMを手がけ、1986年退職後、株式会社ロボットを設立。
1993年映画部を併設し、「Love Letter」(岩井俊二監督)を機に、「ジュブナイル」(山崎貴監督)、「ALWAYS 三丁目の夕日」(山崎貴監督)、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(山崎貴監督)など多くの映画製作にかかわる。
2010年株式会社ロボット創業者・顧問に就任し、さらに株式会社 阿部秀司事務所を設立し、映画プロデューサー業に専念。
「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(錦織良成監督)のシリーズ第2弾、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」、「friends もののけ島のナキ」、「ワイルド7」、「ALWAYS三丁目の夕日’64」の公開を控える。
川村元気 プロフィール

映画プロデューサー
1979年生まれ。2001年東宝に入社。
05年、『電車男』を企画し大ヒットを記録。
その後も『スキージャンプ・ペア』(2006)、『デトロイト・メタル・シティ』(2008)などを企画。
10年には『悪人』と『告白』を企画し、両作はキネマ旬報ベストテンの1位、2位に選出され、日本アカデミー賞各賞を分け合った。
また同年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia 2010」に選出され、本年、史上最年少で「藤本賞」を受賞した。
梅津文 プロフィール

GEM Partners株式会社 代表取締役CEO
1997年東京大学法学部卒業後、警察庁入庁。
2000年にニューヨーク大学ロースクールにてLL.M(法学修士)取得、ニューヨーク州司法試験に合格。
2002年マッキンゼーアンドカンパニー日本支社にコンサルタントとして入社後、通信・メディア業界においてマネージャーとして新規事業、マーケティング、業務オペレーション改善及び組織変革プロジェクト推進に携わる。
2008年3月GEM Partners株式会社設立。リサーチ・分析に基づくメジャー・インデペンデントの映画ビジネスのマーケティング戦略立案サポートその他事業を推進。
斉藤守彦 プロフィール

映画ジャーナリスト/アナリスト
1961年、静岡県浜松市出身。
映画業界紙「東京通信」記者 (後に編集長)を経て、1996年からフリーの映画ジャーナリスト/アナリストに。
以後多数の劇場用パンフレット、「キネマ旬報」「HiVi」「ザテレビジョン」「日経エンタテインメント!」「宇宙船」「スターログ日本版」「INVITATION」「東京カレンダー」等の雑誌に寄稿。
現在、アニメ・ビジネスサイト「アニメ!アニメ!」にて「特殊映像ラボラトリー」を、投資家向けビジネス雑誌「フィナンシャル・ジャパン」で「戦略的映画マーケティング」を連載中。
2007年秋に「日本映画、崩壊 -邦画バブルはこうして終わる-」を、08年「宮崎アニメは、なぜ当たる -スピルバーグを超えた理由-」、09年「映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?」、 10年に「『踊る大捜査線』は日本映画の何を変えたのか」(共著) を上梓。
他の著書に「図解でわかるコンテンツ・ビジネス」1〜4(共著)、「ソノラマ MOOK/ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」(構成・執筆) 等がある。
また2011年9月には、電子書籍で「日本映画、飛躍と困惑の過去・現在・未来」を刊行した。

